| 神伝流秘書の冒頭に居合可抜申形如斯(居合抜き申すべき形、かくの如し)として、等辺の三角形が図示してある。(図1) 角の突端で敵に対し、体作りは等辺三角の中に置くとされている。この方法は古流を守っておられた先々師・細川義昌先生までのもので、敵に対し勝れた体作りとは云えない。 即ち、等辺であるから底辺になるところは盲点を示し、広い死角となる。従って良好な体作りとは云えない。 |
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<図1> |
| 等辺三角形の体作りを一歩進めて盲点を縮めて少なくし、最尖角をもって敵に対するを最上と考えられた中山先生は、鋭角の形をとることを私に教えてくれた。(図2) 即ち、盲点を少なくする体作りに徹すれば「太刀風三寸一否一分でも身をかわすことが可能であり、攻めの一手はきまる」と。 |
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<図2> |
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死角の少ない尖角をもっての攻防体勢は楽な体作りではないが、中山先生の鋭角の体勢を図のようにしたらどうか。(図3) 敵から見れば点であり、自分からは「|」の線でいくことを考えた。つまり、死角をゼロにしたい。 |
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<図3> |
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| <写真1> | <写真2> |
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