当サイトで掲載しているデータ群の調査方法に関する覚書(1ページ目)



  《はしがき》

 以下は、ここで公開しているデータを収集するために筆者が採った調査方法を記したものです。所載のデータの信頼性について特に気になる方や、出現条件や技能習得などについていっそう詳しく知りたい方、自分でもデータコンプリート(商品制覇など)をしたいという方以外には、基本的にお読みになる必要のない文章と思いますが、ご参考までに。
 そもそも調査(実験)の手順を公開することの意義は、(1)形式的には、第三者が調査手順を合理的に再構成して再現(追試)可能なようにすることであり、(2)内容的には、データの信頼性について閲覧者がそれなりに評価可能なようにすることだと言えます。両者は事実上ほぼ同一の事柄を意味しますが、それらの要求をできるだけ充たすような具体的内容としては、対象(攻略目的事項)、方法(具体的手順)、道具(器具またはプログラム)、参照物(先行業績や引用典拠など)について、差し支えのないかぎり記述するということになります。本稿がこれらの要求をよく果たし得ているとは言えませんが、できるかぎりそうありたいものです。
 当サイトで公開している攻略情報は、二つの目標を持ちます。一方では(a)効率的なプレイに寄与するアドヴァイスとなることであり、また他方では(b)作品内容について細部までコンプリートする助けとなることです。例えば『ブラウン通り』アイテムリストでいえば、「儲けやすいアイテムが何であるか、そしてそれらがどのようにして入手できるかを知る助けとなること」が前者であり、「全アイテムをコンプリートするために、入手方法やアイテム一覧について情報提供し、その助けとなること」が後者に当たります。それらの目標をよく果たし得ているかどうかは、やはり筆者自身が語るべき事柄ではありませんが、これらのデータが閲覧者にとって少しでもゲームプレイを促進し得たならば、筆者にとっては望外の喜びです。




 《目次》
 《1ページ目》(このページ)
・はしがき(↑)
・『海賊王冠』アイテムリスト(↓)
・『海賊王冠』釣果比率データ(↓)
・『真昼に踊る犯罪者』依頼書リスト(↓)
・『真昼に踊る犯罪者』支援メンバーリスト(↓)
・『真昼に踊る犯罪者』関門自動通過能力対照表(↓)
・『アルフレッド学園魔物大隊』生徒および教師リスト(↓)
・『アルフレッド学園魔物大隊』エリア会話発生リスト(↓)
・『ブラウン通り三番目』アイテムデータリスト(↓)
・『ブラウン通り三番目』冒険者依頼項目リスト(↓)
・『ブラウン通り三番目』冒険者メンバーリスト(↓)

 《2ページ目》(別ページ)(→)
・『LEVEL JUSTICE』地形リスト(→)
・『巣作りドラゴン』習得可能技能リスト(→)
・『巣作りドラゴン』巣の施設リスト(→)
・『南国ドミニオン』アイテムリスト(→)
・『南国ドミニオン』施設リスト(→)
・『Dancing Crazies』支援者リスト(→)
・『Dancing Crazies』装備品リスト(→)
・『Dancing Crazies』賞金首リスト(→)

 《3ページ目》(別ページ)(→)
・『グリンスヴァールの森の中』施設リスト(→)
・『王賊』ユニット性能一覧/習得スキル一覧(→)
・『王賊』ミッション出現ユニット一覧(→)
・『王賊』戦闘マップパターン(→)
・ソフトハウスキャラのキャラクター小辞典(→)






  《『海賊王冠』アイテムリスト》

 『海賊王冠』には、一プレイでアイテムコンプリートする(全アイテムを入手済にする)ことにより表示される専用イベントCG(CG欄7頁目右上)があるので、本作をCG100%にするためには慎重かつ計画的なアイテム収集が必須です。このアイテムリストは、独力では未完成だったのですが、ウェブサイト「Seung's SITE」所載の浩瀚な調査結果に依拠してようやく完成させることができました。この場を借りて深く感謝します。筆者の作成したリストは、アイテム一覧とともにそれらの入手可能経路の一例を追記してあります。いずれも筆者のプレイ内容から経験的に得たデータを記したものに過ぎず、必ずしも充分なデータとは言えませんが、多少の参考になればと思います。なお、財宝の入手チェックは、海上で一旦船倉に接収すれば足り、隠れ家にまで持ち帰る必要はないようです。また、アイテムはいったん入手が確認されれば、その後倉庫から払底しても、アイテム制覇には支障ありません。
 入手方法の詳細については別掲のリストに委ねるとして、以下にいくつか注意書きをしておきます。そもそもアイテムの入手法としては、おおまかに分類して、船舶等の襲撃掠奪、釣りコマンド、島探索コマンド、隠れ家の倉庫での購入、各種イベント(重要イベント、会話イベント、購入イベントなど)、の5種類があります。比較的安価な財宝群については、小型から大型までの「商船」ないし「客船」(黄色の帆船)を襲撃すればたいてい入手可能ですが、ゲーム後半になると自船ブラック・ベルベットが強くなりすぎて小型商船から財宝を得にくくなるので、むしろ安価な財宝群こそは序盤のうちに集めきっておくべきです。ものによっては後述の島探索でピンポイント入手する方が楽なこともあります。
 高額財宝についてはグリーン海域の「大型黄金商船」や「幽霊船(※悪名値に対応して出現頻度が増す?)」を何度も襲撃していれば漏れなく集められる筈です。特に幽霊船はしばしば「突撃」ヘッドで来るので、うまくすればこちらの「銃撃」カード一枚(および追加カード数枚)でちょうど瀕死にすることができます(「余裕がないんじゃない?」くらいがちょうど良い筈。ちなみに幽霊船は耐久度40)。戦闘に負けても一時撤退して再挑戦すれば、大過なく進行します(負けてもこちらの耐久力が50P弱あれば沈没しない筈。耐久力が足りない場合は盾アイテムを利用するかセーブ&ロードで対処)。なお、一回の幽霊船掠奪で数百万B〜1千万B(最大で1300万Bの経験あり)も稼げますので、「銃撃」カードを入手してグリーン海域に行けるようになれば、あっという間に船倉が拡張されていきます。死人から貪るのはいささか気がひけますが、まぁゲームですから。高額財宝は、ほかにサイザーやディジェスなど(いずれも後述)を襲撃しても入手できますが、遭遇頻度や撃破難度などに鑑みて、「幽霊船」が最適でしょう。
 魚介類については、「釣り」コマンド(後述。ただし「カメ」は釣れない)に頼るか、「漁船」や「ラスキーノ群」を襲撃するか、二種の方法があります。「ラスキーノ群」と戦うのは非効率なので、中型乃至大型の「漁船」を狙うか、あるいは中盤以降で「釣具」を購入して気長に釣りを楽しむのが良さそうです。「釣り」コマンドはほぼノーリスクで、序盤の稼ぎにも使えます(――「王様魚」を数尾釣ってゲート港でいろいろ買い物をしておくと、かなり楽ができます)。ただし「Seung's SITE」のいう「善名値」が増えてしまう点は注意が必要です。なお、ラスキーノ群から「ラスキーノ情報」を掠奪しておきましょう。
 「銃撃」「砲撃」は、ひとたび入手すればそれ以降は隠れ家の倉庫で購入できるようになります。それぞれルシアン船ないしダルモア船から掠奪入手するか、またはゲート港で商人から購入するか、二通りの入手方法があります。特に急ぐべきものではありませんが、あればあったでゲーム進行がスムーズになります。ビルズゲートの商人は、なかなか現れないことがあるので、資金に余裕が無い時はセーブ&ロードを利用するのもやむを得ないと思います(――ゲート港の商人からはいくつかのアイテムを購入できますが、それらの中で「快速艇」のみは、入手条件として一定以上の悪名値が必要です)。軍船は財宝を持っていないので稼ぎに向きませんが、他方で「海賊船」は、たまに「彫刻」などの比較的高額の財宝を積載していることがあります。その他、島探索コマンドで得られる財宝も多数あります。費用対効果は総じて低めですが、うまく調整すれば安全に儲けることもできます。島探索については上記「Seung's SITE」が有益なデータを公開しておられますので、そちらを御覧下さい。
 イベントによって入手するアイテムは、それ以外の方法では入手できないものもあります。機会を逃さずに確保しましょう。まずレースイベントの賞品数種は、「天界の金貨」以外は他の手段でも入手できますが、大きく稼ぐ機会でもありますし、確実に取っておくのが良いと思います。「酒場」に行かなければレースイベントは始まらず、しかも放っておいてもイベントは消滅しないので、充分な準備をしてから臨むことができます。上記の幽霊船襲撃などをして船倉に余裕ができていれば、優勝の条件《10回の出港で金貨50枚以上》はけっして難しくありません。
 「伝説の旗」は、グリーン海域に出現する「サイザー」(クリーム色の外見から明確に識別できます)を拿捕掠奪すれば入手できます。ただし、本作最強クラスの敵ですので、入手は困難を極めますが。条件さえ満たせばサイザーには何度でも挑戦できるようですし、ゲーム終盤まで放置しておいても構いません。サイザーの出現条件としては、一つには一定(200?)以上の悪名値が必要ですが、それ以外にも「なぞの宝箱」を隠れ家の倉庫に持っていることが必要かもしれません(正確な出現条件は未確認)。他方で「呪われた旗」は、同じくグリーン海域に出没する「幽霊船」の掠奪品に毎回必ず入っています。一度入手すれば隠れ家の倉庫でいつでも売買可能になります。隠れ家の倉庫に置いてあるだけで自動的に「戦交探−6」のマイナス補正を掛けてくるカースアイテムですが、中盤以降でダメージ調整をしたい時に役立ってくれることがあります。
 特に注意すべきは「青い石」関連です。アイテム入手の連鎖が複雑ということもありますが、時期を逃すと取り返しがつかなくなる危険があります。「海域の地図B」は、キャロル&キャロンの依頼イベントを通じて入手しますが、どうやらレースイベントが始まってしまうとこの依頼イベントが消滅してしまう(i.e.二度と入手できない)ようです。依頼イベントの出現を確認したらすぐに済ませておくことを勧めます(かなり初期に発生し、しかもサインメッセージも出るので、見逃すことは無いと思いますが)。同様に「海域の地図A」を入手するのに必要なイベント(ごく初期に発生する、キルンからの襲撃勧誘)も、イベント発生のサイン(「たまには、酒場に」云々)が出たら、すぐに達成しておきましょう。地図ABCを揃えたうえで、「伝説の地図」を入手するために戦闘する「伝説の海賊」ことディジェスさんは、グリーン海域に出没します。舳先が突き出たシルエットで最高速航行している大型海賊船が彼女ですので、「探索」カードなしでも判別可能です。こちらも強敵ですが、アイテムコンプリートのためには避けて通れない戦闘なので、充分にレベルアップしてから戦闘に臨みましょう。なお、一度撃破したあとも、何度でも彼女と戦うことができます(短い会話が発生するだけで、特段の影響はありません。ちなみに2回目以降はどうも戦闘力が上がっているような……)。「青い石」は、「伝説の地図」のアイテムコメントに書いてある通りで、「伝説の地図」を船倉に保持した状態で「遺跡島」探索を行えば入手できます。一回で必ず入手できるわけではありませんが、投入する「探索」カードの枚数を適宜調整すれば出てくる筈です。
 「ルシアンパス」は、ゲーム後半で入手できます。周知のとおり自動イベントなので、ゲームを順調に進めていれば取り逃すことは無い筈です。他方で「ダルモアパス」は、フラグを逃すと二度と入手できません。ゲーム中盤以降で桃花がどこかの船に迷い込むイベントが発生し、それに続いて桃花が海賊たちに発見されるイベントが発生します。その直後(数日の余裕はありますが)にダルモア海域に赴くと短い会話イベントが生じ、そこで「探索」カードを使用して「待ち伏せ」すれば「中型海賊船」一隻だけが表示されます。その船を撃破(撃沈可)すればイベントが発生し桃花に会えます。その後の選択肢はどちらでも構いませんが、「手を出さない」方を選ぶと、その翌日に「ダルモアパス」を入手して以降、ダルモア港で「ルシアン情報」を売却できるようになります(隠れ家の倉庫にあれば自動的に全売却されます)。逆に「手を出す」を選ぶと、同様に「ダルモアパス」を入手して以降、ダルモア港では桃花に会うイベントが発生するようになります(その後のメインルートのテキストも多少変わってきます)。アイス曰くの「ボケた姫さん」はなかなか可愛いので、ルシアン兵に渡さずしっかり確保してあげましょう。
 最後に、「女性」に分類されるアイテム群(……なんだかすごい分類ですが)は、基本的に船舶の掠奪品として入手します(――ただし「コトリ」のみはビルズゲート港で購入します)。「偵察レンズ」を購入して、各海域で最高速を出している民間船(偵察レンズで「客船」と表示される船)を襲撃すれば、財宝の中に入っている筈です(――ただしホワイトオーク海域の「彩」のみは中型漁船[ベージュ色の船舶]にいます)。筆者のプレイスタイルでは、レースイベントの前後辺りの時期に一気に集めきるのが通例ですが、いかがでしょうか。
 なお、余談ながら、ホワイトオーク海域にはミリオネーアの「ミリオン・ダラー」(群青色の小型海賊船)が稀に航行しています。マドラメアリの「ダーティー・マザー」(同海域の大型海賊船)と戦うこともできます(――ただし「探索」カードを使用した「待ち伏せ」では出現しない?)。同様にビルズゲート海域にはキルンの「アイリッシュ・ローズ」(紅色の中型海賊船)が出現し、ウイス海域には「琥鬼」「暴君」「残酷」が、グリーン海域には「幽霊船」が、そしてのちには「伝説の海賊」ディジェスや「サイザー」も、それぞれ出没します。撃破しても短い会話イベントがあるだけで、おそらくフラグへの影響はありません。単なるレアモンスターのような遊びの演出かと思います。なかでも「サイザー」と「暴君」は凶悪な戦闘力(70〜80?)を持っていますので、軽々に手を出すべきではありません。なお、ウイス海域の「琥鬼」はたいてい「王様魚」と「女の子の下着」を持っているので、グリーン海域にまだ行けない状況で効率的に資金を稼いだり「女の子の下着」を大量に集めたりするのに適しています。「銃撃」ヘッドで攻撃すれば比較的容易に撃破できます。何度も何度も銃撃してしまうのは可哀相ですが、非情な海賊稼業をしたい方はどうぞ。

 後日追記。各船舶の耐久度や積荷についても調査を進め、公開データを大幅に改訂しました。まだ完全ではありませんが、おおまかな傾向は把握できると思います。なお、敵船撃破時の獲得資金及び獲得経験値も船舶毎に定まっているのですが、同名船舶でも複数種類に分かれている場合があり、それらを正確に区分するのが面倒なのでここでは掲載していません。





  《『海賊王冠』釣果データ》

 クリス姫(CG有り)、リズィ(釣りが趣味)、キリッサ(カジキを釣った)、アロハ(サメを釣りすぎると死ぬ)とパパ(釣りが趣味)、ニキ(素手で?)……とかくキャラ社作品に釣りはつきもののようですが、なかでも見応えがあるのはアイスの釣りでしょう。適当なセーブデータ(善名値/悪名値ともに150前後でした)を用いて、各海域で釣り糸を垂らして回ってみたのが、このデータです。
 調査としては、ただ各海域で100尾ずつ釣ってその内容を一覧にまとめただけのものです。試行回数が十分だとは言い難いのですが、おおまかな比率を知ることはできました。また、御覧のとおり、「カメ」を釣ることはできないようですし、海域によっては釣れない種類もあります。「絶対に釣れない」ことを証明したわけではありませんが、釣れない種類があった場合は、さらに二度(つまり合計300尾)追加試行してなおも釣れなかったことを確認していますので、避けた方が無難です。なお、ウイス海域で釣りをすると、数パーセントの確率で「ラスキーノに喧嘩を売られ」ます。ご注意を。





  《『真昼に踊る犯罪者』依頼書リスト》

 『真昼』の依頼書リストは全ての依頼書に番号が振ってあるので、どの依頼書をまだ取っていないかをチェックするのは容易です。もっとも、だからといって、何かそのための対処ができるわけではありませんが(:なお、この次の作品『アルフレッド学園』には、未登録の徘徊ユニットを出現させやすくする手だてが設けられていました)。999種類の依頼書すべてにそれぞれ固有のテキストが与えられており、陰惨な犯罪に関わる注文も多々ありますが、読んで面白い注文内容もあったりします。依頼書集めそのものには基本的に何の意味もありませんが、赤緑依頼は本編のストーリー進行に関わり、また青色依頼の中には固有のイベントCGが表示されるものがあります。なお、依頼書ごとに各関門の内容は完全固定(すなわち常に同一内容)のようです。
 それにしても、全依頼書を読破するのは至難の業です(私も、まだ読めていない依頼書があります)。まず赤色及び緑色の依頼(917〜952番)は、依頼失敗をせずにゆっくり進めていればワンプレイで網羅できます。次いで青色の依頼書(881〜916番)は、15の倍数の日に必ず出現するので、日数で(15n-1)日目にコルクボードにいくつか空きのある状態で別にセーブし、「訓練」なり「アルバイト」なりで1日経過させれば青色依頼のいずれかが出現します。経験上、どの依頼が出現するかは完全にランダムのようで、したがって任意のセーブデータから反復試行してもすべての未達成の青色依頼が出現し得ると思われます(――ただし、すでに達成した青色依頼は二度と出現しません)。中にはハードルの高い依頼もありますが、支援メンバーが充分に鍛えられていればいずれも依頼達成は可能な筈です。既知の依頼書が出現した場合や、依頼書内容を確認したあとは、さきの(15n-1)日目のセーブデータに戻ってやり直します。
 きわめて特殊なものとして999番の依頼書があります。所持金1億5000万を超えて黒ロボ部隊を「購入」したのち葵屋に行けば依頼書が入手できます。リストをご覧になれば分かりますが、15連戦であるうえ、後半の戦闘でも攻撃的な罠が多数出現するので、作中でも最難関に属する依頼書です(――単純な関門難度ではSSランクの「大食い」依頼などの方が上回るかもしれませんが)。リーダーにはアーティを置き、知者狂戦持ちを6人(もしくは1人を「万能」持ちに差し替え)と、罠の「病院」「教会」あたりも必須でしょう。依頼達成すれば「クリス」と「ロボ吉」が支援メンバーとして加入しますが、なんというか、相変わらず好対照の二人です。物覚えの良さが長所短所の両面であるお姫様と、役に立つのか立たないのか微妙なロボ吉と……。なお、二人の加入以外にはこの依頼達成のメリットはありません。最高難度依頼への挑戦という意味合いと、ファンサービスとしての楽しみに尽きるでしょう。
 白色依頼書の中には、特殊な長期間依頼(953〜998番)があります。これは、400日経過以降、コルクボードの依頼書が計3枚以下の状態で日数を進めれば必ず出現するものです。これも適当な時点でセーブして、「訓練」または「アルバイト」で適当に日数を進めれば、読み尽くすことができます。
 最後に残るのは、一般の白色依頼(1〜880番)です。これは単純に数を重ねるよりありません。支援戦力と技能を整えたセーブデータを準備して、「設備投資」か「街徘徊」をひたすら繰り返して依頼書を集め、その都度内容を確認していきます。「設備投資」コマンドは投資金額によって特定ランクの依頼書を狙えるので、高ランク依頼の方が集めるのは容易です。むしろ依頼書コンプリートの難敵は、「設備投資」では入手できないFランク依頼でした。これらは、ある程度データが揃ってから「街徘徊」に切り替えて探すよりありませんでした。別掲のとおり、筆者もまだ全依頼書を取り尽くしてはいません。「街徘徊」の際にいずれの依頼書を獲得できるかは、基本的にランダムのようです。大金を投入しても高額依頼が来るとは限りませんし、日数による制約も設けられていないように感じます。
 依頼書に関する情報は、分かった限りを記載しましたが、区域情報や依頼内容テキスト等は割愛しました。リストの煩雑化を避けるためです。データが集まってくれば各依頼の関門内容はおおかた推測できるようになるので、関門の出現確認のみ行って依頼書は実行していないものもありますが、戦闘関門を含む依頼書は一つ一つ依頼実行して内容をたしかに確認しました。依頼達成のためには、各依頼の各関門の難度(リーダーの能力値がいくつ以上なら青色サインになるか)も重要なのですが、一つ一つ調査するのは煩瑣を極めるため、行っていません。余裕があれば、リプレイのついでにいずれ再検証するかもしれませんが。ともあれ、採取したデータは997枚となり、依頼書の全貌はほぼ掴めたかと思います。『真昼』プレイヤー諸氏の大都市犯罪ライフの一助になれば幸いです(……本音を言うと、リストと首っ引きのプレイだと驚きがなくなってしまいますし、いわばGMのイベント予定帳を覗くようなものなので、むしろこれを使わずにプレイした方が『真昼』世界をストレートに楽しめると思いますけど)。





  《『真昼に踊る犯罪者』支援メンバーリスト》

 支援メンバーについては、これもただ単純に集めていくよりありません。しかも支援メンバーには、一覧の「収集」の要素とともに、ユニット個別の「成長確認」の要素もあります。成長パターンもまた、各支援メンバーごとに個別に設定されているので、一つ一つ確認していく手順が必要になります(『攻略王19』[ODYSSEUS社、2002年]五九頁によると、内部的には十数種の成長パターンに分かれているそうです)。
 一つお断りしておきますが、今回、習得技能の確認に際しては、メモリエディタを使用しています。ゲームの通常のプレイを外れる行為ですが、ゲーム進行にとってこの情報が大いに有益であること、通常の手順では検証に膨大な労力を要すること、通常のゲームプレイとは異なる趣旨に基づいていること、原データの直接的な解析ではないこと、ゲーム発売からすでに数年を経過しているため受け手のゲーム享受を阻害する虞が少ないこと、などに鑑みて公開しました(追記。いかに調査目的とはいえ、この点はやはり適切さを欠いていたと思います。しかし、一度公開してしまったものは仕方ないので、自戒しつつ、データはそのままにしておきます)。ただし、このような手段を採ったことにより、本来と異なる成長結果になっている可能性は否定できません。実際には多数のユニットについて通常どおりに成長させる追試を行っており、現在のところデータの齟齬は発見していませんが、もちろん絶対の保証はできません。
 なお、筆者の確認したところによれば、「何でも屋」の4人は、経験値30000で最大レベル(Lv59)に到達するようです。筆者のプレイ記録でも、900日まで続行してレベル55(経験値約26000、ただし鈴は途中で「経拾」を習得するためレベル56)まで育てたのが最高ですから、通常のプレイではレベル上限は無いも同然です。他方で支援メンバーは、基本的に経験値20001で最大レベルに到達することを確認しています(:ただし氷野麻紀とクリスは経験値30001で最大レベル到達)。各ユニットの成長速度や習得技能は基本的に固定と言ってよいと思いますが、ただし「○有」系の技能習得については大幅なランダム性が観察されます。詳細は別掲データに譲りますが、《職業ごとの習得可能な「○有」技能から、その一定の順番にしたがって、習得したりしなかったりしていく》ものと思われます。反復試行すればユニットごとの習得可能な技能を網羅的に列挙できると予想しますが、今回のリストではそれぞれが実際に習得した技能群の一例を掲載するにとどめました(「○有」技能の詳細については別掲の「関門自動通過能力対照表」を参照して下さい)
 支援メンバーは、後述する一連の「特殊メンバー」を除いて、基本的に条件無しに出現し得る(つまり、どのような状態でも、いずれの職業のどの人物も、アトランダムに出現し得る)と思われます。新発見の支援メンバーは、メモリエディタで大量に経験値を与えた上で日数を進めれば(依頼をこなさなくても)即レベルアップし、最大レベル時の状態を確認できます。今回の調査は最大レベル、最大レベル時の雇用費、習得技能、の三項目についてデータを採りました。煩雑になるため、HP上昇や技能習得時期などのデータは採っていませんが、念のため付記しておくと、知者狂戦ユニットは基本的にレベル25(2501exp.)で「狂戦」まで全習得します。氷野麻紀はレベル23辺りで知者狂戦を習得し、レベル40程度で全習得します。また、いずれもレベル25以降はレベルアップの必要経験値が増加し、したがってレベルアップの速度が落ちます。ただし、ごく一部に、成長速度が速く設定されているユニット(「超能力者」「お姫様」)や、逆に成長が遅く設定されているユニット(「仙人」)があります。
 特殊メンバーについては、別掲のリストに付記したとおりです。特定の日数の時に事務所にいるか、特定の依頼を達成することが加入条件になっているというものが大半です。なお、特殊メンバーはいずれも基本的に初回プレイでは登場しません(一度エンディングを見て、おまけ「クイズ」に全問正解する必要があります)。
 支援メンバーの総数は、999人(もしくは何でも屋の分を除いた995人)であろうかと想像していますが、正確な総数は分かりません。以前からリプレイしながらちまちま進めていたのですが、新しい支援メンバーもなかなか出なくなってきましたし、記録人数も940人を超えたので、一定の資料価値はあるかと考え、こうして公表することにしました。ともあれ筆者としては、これらの資料が再プレイの意欲を喚起し得ることを期待しています。
 なお余談ながら、依頼達成しても差引きして所持金がマイナスになるように支援メンバーを組むことはできないようです。たとえば現所持金が10万円の時に、報酬額30万の依頼書については、雇用費40万以上の支援メンバーは選択項目に現れません。なかなか親切に設計されたプログラムです。
 末文ながら謝辞をば。「攻略」インデックスのページにも書きましたが、筆者がこの調査を思い立つに際してウェブサイト「愚者の館」の先行業績に負うところが大きかったことを改めて申し述べておきます。データ採りそのものは以前から一人で適当にやっていたのですが、そもそもゲーム攻略に関わるデータを整理し公開することにはっきりした意義があることに気づかせて下さったのがこちらのサイトでした。この初発の動機付けが無かったら、筆者がデータ調査に本格的に取組みはじめることも無かったことでしょうし、筆者のこのつましい攻略ページも永遠に作られていなかったことでしょう。今なおひそかに深く感謝しています。





  《『真昼に踊る犯罪者』関門自動通過能力対照表》

 関門種類の一覧と、そのそれぞれを自動通過(青点滅)可能な「○有」技能の対応表、それら「○有」を習得可能な職業の一覧、以上三者の複合データです。本作のSLGパートの根幹に関わるものであり、依頼達成に大きく影響する要素です。データは、用途に応じて二種類の編成でリスト化しました。一方は関門種類の列挙を重視した体裁で、他方は「○有」技能に着目した形態です。適当に使い分けて御覧下さい。
 調査方法としては、支援メンバーの「○有」技能を全種類揃えた上で、それぞれの関門にそれぞれの技能を試してデータを採取することになります。当然のことながら、準備する「○有」技能はユニットごとに重複しないようにしますが、しかし、支援メンバーの初期能力により単体で試すことのできるもの、初期能力でありクロスチェックによって検証可能なもの、後天的な「○有」技能習得によらなければチェックのできないもの、の三種があります。第一のものは問題ありません。第二のものは「監有」「説有」「脅有」「詐有」の4種(:大臣と弁護士、マフィアとボスの組合せで検証)。残る第三のタイプが厄介です(:具体的には泥棒、工作員、調査員、警備員が併せ持っている計10種の技能と、誰も初期技能として保有しない「侵有」)。適当なユニットを育成させれば良いのですが、その過程で鈴を普通に成長させると「○有」を多数習得してしまい、検証に致命的な困難が生じます。涙を飲んで鈴には空レベルアップ(「○有」技能を習得しないようにレベルアップ)してもらい、そのうえで、たとえば「鍵有」を習得したが「窃有」は習得していない学生や、「尾有」は習得したが「情有」は習得していない飼い猫などを育成し、クロスチェックを可能にしました。なお、赤青緑色の依頼書は同一プレイ中に再登場しないので、事前のレベルアップには白色依頼書のみを利用します。
 関門の種類については、(戦闘ないし会話になるものを除いて)同一の名称で表示される関門は全て同一の関門と想定し、したがって同一の「○有」技能で突破できるものと見なしています。「ひたすら〜」と付く関門も、それぞれ無印のものと同種と見なしています。これらについて現在のところ例外は発見していません。また、関門と技能とはすべて単純な一対一対応であると想定して検証作業を行っています(:たとえば「技能Aと技能Bの両方を持つ時にのみ、関門αが自動通過できるようになる」といった複合的条件は想定していません)。なお、データを見れば分かりますが、「逮有」「尾有」「修有」については、自動突破できる関門を発見できませんでした。どうやらまったく無用の技能のようです。また逆に、いずれの「○有」技能によっても自動通過のできない関門もいくつか発見されました。それらは実力で突破する他ないということになります。最後に補足しておくと、関門自動通過は依頼書実行を決定した時点ですでに確定されているようで、自動通過技能を持つ支援メンバーが途中の戦闘で脱落しても、その後の関門の自動通過がキャンセルされることはありません(たとえば、ある依頼書の3番目の戦闘関門で調査員が撃破されても、4番目以降の「情報収集」関門は自動通過できます)。いささか不可解な仕様ですが、プレイヤー側の得になる設定ではあります。





  《『アルフレッド学園魔物大隊』生徒および教師リスト》

 本作の「おまけ」コーナーでは、夜のSLGパートに出現する学生や教師たちについて、撃墜チェックができます。せっかくなのでコンプリートしてみました。ただし、掲載内容のほとんどは「おまけ」コーナーで閲覧できる情報と基本的に同一ですので、データとしての独自性の情報価値はさほど大きくありません。唯一の独自性としては、各キャラクターのグラフィック対応を調査付記した点がせいぜいでしょうか。各キャラクターとその魔力吸収時のグラフィックとは一対一対応で固定的に設定されているようで、たとえば「水着」娘さんを探したいとか「寝間着」イベントを埋めたいという場合など、どこかで役立つことがあるかもしれません。
 この名簿コンプリートは、作業としてはさして困難なものではありません。とくに注意を払わず2−3巡しているだけでも400人くらいはすでに名簿登録されている筈です。そのうえ、平日の昼パートでたまに現れる「生徒呼出」コマンドを選べば、その日の夜パートには未撃破モンスタ……もとい、まだ一度も魔力吸収を行っていない生徒乃至教師だけが出現しますので、セーブロードを駆使して丁寧にやれば作中時間で2週間程度(実時間でもせいぜい半日)で、しかもランダム性に惑わされることも少なく、容易に達成できます。ちなみに、「まだ一度も魔力吸収を行っていない」と言ったのは、その回のプレイのことに限らず、システムセーブデータ全体としてリスト登録されていないキャラクターを指します。したがって、(1巡目は出現キャラクターが制限されていますが)一度なんらかのエンディングを迎えた後であれば何時何処ででもリスト埋めを行える仕様になっています。以前ある雑誌インタヴュー(「P-mate」2005年6月号、一四八頁)で内藤氏は、名簿コンプリートしたプレイヤーは全国で100人もいないだろうと語っておられましたが、実際には言われるほど難しいものではないと思います(むしろイベント&CGをコンプリートする方がよほど難関と言うべきです)。
 なお、補足的にいくつか注意点を。第一点。「おまけ」コーナーを見れば自明ですが、撃墜チェックには、雪継による撃墜チェックと魔物(部下たち)による撃墜チェックとの二種類が存在します。基本的には雪継側でコンプリートすれば事足りるのですが、双方ともきちんと100%にしたいという方は注意が必要です。前者を示すベタ星印(★)は後者の白抜き星印(☆)に優位して表示されるため、雪継で魔力吸収したことのある或るキャラクターを部下たちが魔力吸収したことがあるかどうかが判別できないからです。また、雪継で魔力吸収したが部下では魔力吸収していないキャラクターが「生徒呼出」で出現し得るのかどうかについても、遺憾ながら検証できていません。きわめて曖昧なアドバイスになってしまいますが、とにかく上記のことには気を付けておいて下さい。対症療法としては、いずれの星印もついていないキャラクターについては、混乱させたところで一旦セーブして、雪継で魔力吸収してからさきのデータをロードして再び部下で魔力吸収する(逆の順番でもよい)ようにすれば、効率的に進められることでしょう。第二点。一つのエリアに、気力耐久度の大きく異なる複数の徘徊キャラクターがいることが間々あります。夜間徘徊キャラクターたちはある程度チームを組んで動いているようで、そうした場合はターンを進めてもなかなか別行動してくれません。そういう時は、特殊能力に期待してシルビアで威嚇しましょう。うまくいけば、過剰ダメージを与えた場合でも気絶させずに残してくれます。もちろん、特殊能力に関しても消費魔力に関しても、部下たちはそれぞれ長所があり、したがって固有の使いどころがあります。部下を適切に使いこなすのが御主人様の仕事なのです。第三点。これも知られたことですが、「生徒呼出」以外の昼パートのコマンドも、それぞれ夜パートの徘徊者の内容に影響しています。言うなれば『巣作り』で「街」を攻撃して寝た子を起こしたり「砦」を攻撃してガンホーズを呼び込んだりするのと同じようなものです。状況や必要に応じて適宜使い分けましょう。第四点、ちょっといい話。名簿コンプリートしても、各学年F組の担任教師がいません。各学年の教室も5部屋ずつしかありません。F組って、まさか……幽霊? それとも卒業生?
 それにしても、いろいろと面白いデータです。ゲーム攻略上はたいして必要でもないデータですが、たとえば部活別にソーティングしてみたりすると、なかなか想像力が刺激されます。機械研究部にクイズ研究会、武闘派の弁論部、大所帯の巫女研究部、たった一人の探検部……。こうした設定素材がもっと緊密にSLGパートやAVGパートと織り合わされていたらと思うと、やはりいろいろと惜しまれるべき作品です。とはいえ、別掲データの「備考」欄に記したように、イベントキャラクターが(単発のイベントでも)それぞれ名簿にも載っていたりします。ラケットカラカラさんの「中川里桜子」や不良イベントの「滝神香織」がちゃんと名簿にもいて、ちょっと吃驚し、妙に感心してしまいました。ちなみに、こうしたイベントキャラクターたちの多くは、徘徊ユニットとしては登場せず、固有イベントをクリアすることが名簿登録の条件になっています。





 《『アルフレッド学園魔物大隊』エリア会話発生リスト》

 学園内マップの特定区画に味方ユニットを配置した時に、ミニイベントが発生することがあります。基本的にほんの数クリックのカットインイベントばかりですし、おそらくフラグ等への影響もありませんが、『アルフレッド』世界を豊かにしている要素の一つですし、そもそもマニュアル一二頁にも「Q.駄目です。何か目的を下さい。A.(…)一部の部屋に隠された、コンビネーション部下会話を探す」とありますし、本作を真にコンプリートしたと言うためにはすべてを読破すべきでしょう……たぶん、きっと、もしかしたら。
 これらミニイベントは、ユニット単体で発生する場合もあり、また複数(2人、3人)の組合せによるものもあります。基本部下5人で考えても組合せは全部で25パターン(単独5パターン+二人10パターン+三人10パターン)あり、さらに雪継(そして咲夜)の有無も関わります。この全てのパターンを、96(+α)のエリア全てについてチェックします。結論としてはこれらすべての組合せについて実際にユニットを各エリアに動かしていくしかありませんが、手順を適切に組み立てればそれなりに効率化できるものです。
 まず下準備です。部下5人(人間じゃないけど)を集めたら、まず最初に「寮」をチェックしておきます(後回しにすると「金貨」イベントとの兼ね合いで少々面倒なので)。雪継を「寮」に置き、部下をそれぞれ組合わせてそこに出し入れし、ミニイベントの発生如何を確認します。それが済んだら次は、部下5人について、任意の場所でひたすら「調査」コマンドを繰り返してレベルを上げておきます。これは不可欠の手順ではありませんが、精神衛生上の配慮です(ちなみに、2週目以降の序盤で[1日目の夜のうちに]このレベル上げをやってセーブをとっておくと、その後のリプレイもかなり楽になります)。この「調査」行動によって「金貨」を大量に取得している筈なので、ここで雪継を「寮」に通い詰めさせるとイベントが発生して雪継の教師レベルが上がっていき、それでターン毎の行動回数を増やすことができます(効率を考えるに、行動回数を4乃至6程度まで上げておけば充分です。他方、魔物レベルの方はどうでも構いません)。
 以上の準備を整えたら、本調査を開始します。三人ずつの組合せを網羅すれば、同時に一人ないし二人の場合の全パターンも含まれるので、三人の組合せを最も効率的にこなせるよう考えます。実際には以下のような組合せでチェックを進めました。

 ・雪継、シルビア、ステック、セイ
 ・雪継、シルビア、ステック、リリカ
 ・雪継、シルビア、ステック、ルミーゼ

雪継&シルビア&ステックをひとまとまりとして移動させつつ、そこにセイ、リリカ、ルミーゼを出し入れすれば、この三つの組合せを同時に進められます(消費魔力の都合から考えるに、セイをまず先行させ、そこに三人を追いつかせたらセイはさらに次のエリアに進め、三人のいる場所にルミーゼを入れ出しして、最後にリリカを追いつかせる、という手順が最も効率的でしょう)。雪継と部下個別の会話もここで網羅できます。ミニイベントが発生した場合は、同時に発生し得た別の組合せがある可能性も考慮して、再度ユニットを動かして確認し直します。なお、このようにすると雪継の有無が区別できませんが、それについてはあとで個別に再確認することでフォローします。

 ・雪継、シルビア、セイ、リリカ
 ・雪継、シルビア、セイ、ルミーゼ

上と同様に雪継&シルビア&セイをセットで動かしつつ、そこにリリカとルミーゼを出し入れしていきます。

 ・雪継、シルビア、リリカ、ルミーゼ
 ・雪継、ステック、リリカ、ルミーゼ
 ・雪継、セイ、リリカ、ルミーゼ

今度は雪継&リリカ&ルミーゼのセットを基本にします。

 ・雪継、ステック、セイ、リリカ
 ・雪継、ステック、セイ、ルミーゼ

最後は雪継&ステック&セイがセットです。

 調査条件に関する補足ですが、調査の際は徘徊ユニットをすべて排除したうえで行いました(部下による気絶もしくは魔力吸収)。また、各キャラクター(部下やサブキャラ)のイベントはできるだけ進行させていない状態で試しています(一定条件充足後にしか出現しないイベントがあるかもしれませんが、そういうものはもはやエリアイベントではなく固有のフラグイベント発生と言うべきなので、本調査の枠外と見なします)。さらに、各エリアは事前にすべて魔気Lv3で覆っています(このため、一部のエリアでイベントが発生しました)。部下の魔力が減ってきたら、一旦セーブして「調査」コマンドで魔力を回復させてから、チェックを再開します。セーブ&ロードに頼るのは気が引けますが、通常のプレイとは異なる活動をしているので、やむを得ないものと割り切りました。雪継の行動回数が尽きたらターンないし日付を進め、昼の会話はフラグに関係しないもの(白字選択肢)のみを選択します。部下たちは魔力さえあれば事実上無限回行動できるので、実際には雪継が96*4=384回行動する分のターン数(ゲーム中時間で10日前後)が必要です。なお、ゲーム進行に応じて追加出現するいくつかの隠し部屋がありますが、それらはいずれもミニ会話イベントは発生しないようです。
 今回公開したデータでは、二週目以降で使えるようになる咲夜については検証から除外しています。一度《シルビア、ステック、咲夜、雪継》の4人チームで全エリアを回らせてみたのですが、その際に咲夜の関わるイベントが一つも発生しなかったので、咲夜のエリアイベントは存在しないと想定しています。もしもその存否を実証するのであれば、雪継&咲夜と部下二人の組み合わせ、すなわち5C2=10パターンでの全エリア巡回が必要になります。おそらく存在しないと推測しているものを確認するためにそれほどの労力をつぎ込むつもりはありませんので、咲夜関連は無視し、この調査はうち切りとします。……鷹ノ森さんごめんなさい羽賀さんごめんなさい内藤さんごめんなさい。また、既存のデータについてもまだきちんと追試を行っていません。もしかしたら記述に誤りがあるかもしれず、あるいは一定の条件が必要なものがあるかもしれません。
 なお、これらの会話イベント以外のイベント(回想モードに登録される類の)についても追記しておきました。こうしてまとめてみると、「階段」以外のほとんどすべてのエリアにおいてなんらかのイベントが準備されていることが明らかに看て取れます。このようなイベント密度はこのブランドに特有のものですが、あらためてたいしたものだと感心させられます。





  《『ブラウン通り三番目』アイテムデータリスト》

 前作『アルフレッド学園』の生徒教師名簿と同様に、『ブラウン通り』の商品リストもゲーム内の「おまけ」コーナーで確認することができます。「三番目」と控えめな自己紹介のタイトルの割にコンプリートはかなりハードですが、しかし、各商品の説明として添えられた記述がどれも気が利いていて妙に面白いので、筆者としては少なくともこのアイテムコンプリートはおすすめしたいところです。このリストの趣旨は、一つには「商人の目」無しに販売限度率をチェックすることにありますが、他方で各商品の入手可能な方法を調べ出すことでアイテム制覇の一助になることも期待しています。さらには、データを再編集ないし表計算することもできますので、より効率的な経営のための参考にもなるかと思います。
 全744種の商品リストを完全制覇するには、ジャンルごとに囲い込みをしながら個別制覇していくのが最善です。すなわち、たとえば「情報」ジャンルなり「薬品」ジャンルなりに狙いを絞って、1回のプレイでひたすら手許に商品を貯め込んでいく方法です。愚直なやり方ではありますが、例えば「情報」ジャンル商品を95個保持した状態で新たに「情報」ジャンル商品の入荷イベントを起こせば必ず96種目の「情報」商品が入手できるという確実性があります。
 商品を入手する経路はいくつかあります。一つは「仕入」コマンドによる商品入手です。毎週「仕入」(飲食ジャンルの多くについては「開発」)を選択して、目当てのジャンルの商品を入手できればセーブして次の週に進み、満足できる結果でなければロードしてその週をやり直す、といった手順を進めていくのが最も堅実でしょう。その際に同時に《いずれかのポイントを消費して指定ジャンルの商品を入荷する》イベントが発生することがあり、実際にはこれが頼りになります。さらに、技能「裏注文」を取得していればそれぞれについて追加でもう一品入荷できるので、序盤は商品収集よりも「裏注文」取得を優先しておく方が結果として効率が上がります(なお「飲食」ジャンルの「開発」の場合は「料理上手」がこれに対応し、また「整理」については「裏取引」がことに対応します)。なお、「仕入」による場合、おそらく入荷可能商品の制約は一切存在せず、あらゆる商品を入手することができます。他方で「開発」には一定の制限があり、入手できない「飲食」商品が多数あります。したがって「飲食」ジャンルを網羅する場合は、さきに「開発」で入手できる商品を集めきったのち、「仕入」等で残りを入手することになります。なお「整理」コマンドでは、「開発」で入手し得る以外の全商品が入手可能なのではないかと推測します。
 商品を入手するもう一つの方法として、依頼達成した冒険者の持帰り品があります。別掲のデータによって判明している商品が多数あるので、いずれも早期に入手しておくべきでしょう。さらにそれ以外にも商品を入手できるイベントが何種類か設けられています(兵士や街人からの買取りイベント、グランディの高額商品持込みイベント、売上レースの賞品、実家からの依頼達成時など)が、発生率はけっして高くなく、また狙ったジャンルの商品をもらえるとも限らないので、当てにし得るものではありません。
 各ジャンルの商品数は、見てのとおり、96、120、96、192、60、84、96種類です。ゲーム期間は146週あるので、ジャンルを絞って毎週まめに商品入荷していれば問題なく商品を集めきることができます(セーブ&ロードを利用すれば確実です)。「装備」商品のみは数が多いので厄介ですが、それ以外の商品を集める場合は、「裏注文」を取得してから2年目辺りから集め始めても充分間に合います。取得した商品は、倉庫に保管するか、もしくは(「商人の目」を参照して)最大販売率を上回る販売額に設定しておけば、手許から失うことはありません。最大販売率が1000%のもの(「〜の女神像」や「魔銀」など)は倉庫に入れておくのが確実です。
 別掲データのうち、「冒険者依頼による入手」の項目については、上記の依頼入手リストで得たデータから転用しています。また、特に「飲食」ジャンルについては《開発によって入手できるか》《初期商品として出現し得るか》についても検証しました。前者はひたすら「開発」コマンドを続ければ容易に確認できます(:すべてを入手しきったら「開発」を実行しても何も得られなくなるので、結果は明快でした)。他方で初期商品の如何については、ゲームを何度も最初からスタートするよりありません。いくつかの商品についてはついに初期商品としての取得を確認できませんでしたが、たまたま入手できなかったのか、それとも初期入手不可能と設定されているのか、確言できません。おそらく一定額以上の高額商品は入手不可能かと推測しますが、リスト末尾の「美味しい団子」については判断できません(「お団子が美味しそうにみえる理由ですか?」 それとも狂歌様の呪いかしらん)。
 ゲーム本編中で分かるのは基本販売額と商品説明だけです(完売表示の際には最大販売数も分かります。また技能「商人の目」を取得していれば最大販売価格率も見えます)が、「おまけ」コーナーではそれ以外のマスクデータも見ることができます。筆者の作成したデータは、これらの情報に関しては「おまけ」コーナーの表示情報を引き写したものですが、これらのデータは本編プレイ中に同時に参照することができませんし、またそれ以外の付随的情報(冒険者持ち帰りや、開発の可否など)も多数記載しているので、いわば注釈付き翻刻としての独自性はあろうかと考えています。
 なお、アイテム収集を行う場合も、商品探索に行かせる冒険者を数人育てておくことと、破産しないこと、アリオ依頼を忘れないことだけを注意していれば(特にアリオ依頼は危険です!)、他の部分は手をつけなくて構いません。各キャラクターに関するイベントも、むしろできるだけフラグを立てず発生させない方が快適です(ごめんなさい)。とっとと「真実の愛」を取得してしまいましょう。ラネットとは最後まで仕事のみの関係です(ごめんね)。マーチェリッカとはただの親しい友人です(それも一興ですが)。セラ姐さんは登場しません(ごめんなさい)。葵屋旅館にも行きません。夏の水浴びも秋の出店も冬の徒競走もしません。売上げ競争の華やかさともたぶん無縁です。当初の宣言と違えて「マロンバロン」の客もあまり奪っていません。宿屋も娼館も開設せぬまま、愛妻リズィと一緒に慎ましくも穏やかな日常のうちにエンディングを迎えることでしょう。なお、CGコンプリートやアイテムコンプリートに対する「ご褒美」のごときものは一切ありません。すべてはプレイヤーが自分の満足のために行うべき活動です。
 最後に余談ながら。春画本系統のアイテム画像は、キャラ社の過去の作品のCGを利用しているようです。判明したかぎりで出典を記しておきました。改めて見てみると、ちょっと興奮したり……しません?





  《『ブラウン通り三番目』冒険者依頼項目リスト》

 依頼発注した冒険者が依頼に成功して帰還すると、その際に商品(または設備、技能)を持ち帰ってくることがあります。マニュアルには書かれていませんが、入荷商品は依頼書の各項目に対応していることが経験によって判ります。冒険者に発注できる依頼の内容は「P(場所)×Q(対象)×R(行為)」の三要素で構成され、そのそれぞれの項目について持帰り商品が(おそらく一対一対応で)設定されています。ただし、持帰り商品の無い依頼項目も多数あり、また持帰り可能な依頼項目の無い商品も多数あるようです。ともあれここから、依頼「p1×q1×r1」と依頼「p1×q2×r2」とで同一の商品αを持ち帰って来た時にp1とαが対応すると想定し、また依頼「p1×q1×r1」と依頼「p2×q1×r2」とで同一の商品βを持ち帰って来たならばq1とβが対応すると考える、といった形で検証することになります。大量の組合せを試行してはメモし、データを突き合わせていけば対応関係が抽出できます。検証の際は、例えばP項について検証するときは組合わせるQ項及びR項は入手商品の存在しないものを宛うようにすると、商品入荷の紛れが減ります。また、それらの無関係な項目については、できるだけ長期間の依頼になるように設定すると商品を持ち帰ってくる確率が多少高まることも、憶えておいて良いでしょう。
 全体として、この調査はまだまだ不十分なものですが、とりあえず冒険者依頼の実用上の利便が高まったのでよしとします。そもそも冒険者依頼による商品入荷は、コマンド実行により日数を消費することがないうえ、特定の商品を狙って入手できるので、利用価値のきわめて高い機能です。しかも、有用な(つまり、高額で売れる)商品も多数存在します。これらの事情に鑑みて言えば、冒険者持帰り商品に関する知識を得ることはやはりゲーム進行上絶大な効果を発揮すると言えます。1年目の売上げ競争にも勝てますし、キャラクター攻略もスムーズになります(:逆に所持金を上げすぎると見られないイベントもごく一部にありますけど)。良いことだらけです、うんうん。そう自ら納得して、頑張って作りました。よろしければ使ってやって下さい。
 ちなみに、毎年九月の店勝負の結果は、9月1週時点から10月1週時点までの4週で増えた所持金差額で決まります。正確に検証したわけではありませんが、おそらく
 ・「10万B未満:選外(店人気低下)」
 ・「10万〜50万:91位(店人気は変化せず)」
 ・「50万〜100万:75位(店人気上昇、各50ポイント獲得)」
 ・「100万B以上:32位(店人気上昇、各100ポイント獲得、高額商品1品目)」

です。店の人気を落としたくないならば、「予防薬」「殺戮の剣」「不死鳥の木の根」あたりを一度完売するだけで十分ということです。さらに最高順位まで獲得しようとする場合は、比較的容易なのは冒険者から日本刀を3本ほど集めておくことでしょう。そのうえで店勝負中に、ラネットの「近隣で戦争」発言を起こすか、マーチェリッカもしくはヘンドリックに会って「装備品」を売れ筋に宣言するかすれば、ほぼ確実に売れます。セーブ&ロードで緑服商人に10個倍額で売りつけるのも一案です。……あ、そうだ、どの商品が高額商品にあたるかもチェックしなければ。





  《『ブラウン通り三番目』冒険者メンバーリスト》

 冒険者たちに関する基礎的なデータ集です。実用上の意義はさしてありませんが、せっかく作ったものですし、冒険者一覧コーナーも「おまけ」内部にありますから。
 これも単純に、ワンプレイで集めきることを目指します。冒険者と知り合う機会としては、初期冒険者としての登録(一定範囲内からいずれか1チーム)、特別なイベントによる自動加入(グランディチームとラネットチームの二つのみ)、「依頼」コマンド実行の効果としてのもの(宴会場を含む)、各週のランダムイベント(ドラゴン棲息地の話、商品鑑定、不死王と書物の話など)によるもの、週終わりに知り合うもの、があるようです。基本的には、ポイントを貯めて早期に「人気宴会場」を取得し、毎週「依頼」行動を選択して冒険者たちと知り合っていけば、2年目のうちに大半の冒険者チームをリスト登録することができます。
 ただし、二種類の例外があります。一つは「アルフレッド」「クレイジーズ」「海賊団」「アヤカシ」の4チームです(何故か『うえはぁす』に関連するチームだけはいないようです……何故だ!)。市販文献の記述によれば、これらは特定ジャンル(それぞれ魔法、情報、装備、飲食)の商品を一定数販売してから「依頼」コマンドを実行することで知り合えます。店友好度の初期値が低いため依頼発注のしづらい彼等ですが、愛してあげましょう。また第二に、「依頼」行動だけでは知り合うことのできない冒険者群があります(別掲データ、16〜24番の冒険者チーム)。いろいろ試したところ、カットインイベントの「商品鑑定」でのみ会えるようです。普通にプレイしていても運が良ければ知り合えますが、運が良くない場合もあります。彼等については、それ以外の冒険者をすべて確保してから、上記イベントが発生するまでロードを繰り返すよりないかと思われます。特段効率的な方法は無いようですが、体感では「販売」コマンドが発生しやすいようです。紫鎧の獣人冒険者さんが来てくれるまで頑張りましょう(来たかと思ったらおへそ話の方だったりもしますが、めげないように)。
 どうせこのようなリストを作成するなら、冒険者の職種ごとの達成しやすい依頼項目や、同職種冒険者の加重効果如何などについても調べるべきなのですが、現状ではそこまで手が及んでいません……というか、検証がかなり困難で、データとしてうまく固まりません。同ランクもしくはそれ以下の依頼書を指示しておけば、メンバー構成に関わらず高確率で成功してきてくれますので、さほど拘る必要も感じませんし、また例えば「商人団」が「〜に運ぶ」依頼に失敗することも多々あり、逆に盗賊一人だけになったSランク「ブラウラー」がどんな依頼を出しても易々とこなして帰ってきたりすることもあります。
 なお、冒険者たちは、依頼発注時や「おまけ」コーナーでのクリック時に一言ずつ喋ってくれますが、それらのヴォイスは冒険者パーティごとに設定されており、それぞれキャラクター性を窺わせてプレイヤーを楽しませてくれます。これについても、簡単ながらリストに項目を追加しました。ちなみに、なかでもいくつかの冒険者チームには固有の台詞が準備されています。たとえば「ガレとその仲間達」は「はぁー、騎士になりたい」、「ワンダーナイト」は「それなりだな〜」、「チャンピオンズ」は「ん?」など。いつもハイテンションな「エルフベル」や物憂げな「ボーンデットクイーン」も特徴的な個性があって楽しそうです。個人的なお気に入りは、やはりラブリー「ラッキーファイターズ」です。「戦って、戦って、戦い抜くのだ!(ところでこの声ってどなたなのでしょうか。金松氏?)


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 (2009年6月11日版)



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